(*300時間以上鳴らしてからのレビューとなります。)
数量限定のドンシャリ系!と聞いてMADOOのイヤホンを今回初めて購入。
普段使いしながらエージングを進めていたのも理由の一つとして有るのでしょうが、 150時間を超えてもエージングが終わらず驚きました。
音質は一部の男性ヴォーカル帯だけが引っ込んだ、U字というよりT字?の様なサウンド。
低音の迫力は圧巻で、分厚い超低域の音の膜を突き破る様に蹴り出すキック音、そして時に雷光の様に〜時にオーロラの様に程良い高域が降ってきます。
音場は横や上方向にやや広め、広大という感じではなく、目の前の少し高めのステージ(やや上方)から音が降ってくる様に感じました。
音の解像度の高さは流石の一言!ですが、アルミ素材の柔らか味も感じる絶妙にバランスの取れた音がします。
容赦なく上流の粗を表現するので、ハイエンドクラスの再生環境の整備は絶対必須です。
音圧感度は低め、エージングが完了しない内は鳴らし難い印象が強く出る為、音の不自然さにかなり戸惑うと思います。
女性ボーカルのJーPOPを聴くのであれば最適解ですね。
注意すべき欠点は、先にも書いたエージングに必要な時間の長さとアルミボディー故の傷つき易さ!。
ケースに入れていても、緩衝材で包んでいないと左右のイヤホンで傷を付け合うので注意です。
最後に個人的なアドバイスですが、
MADOOのイヤピース「MDX30イヤーチップ」での視聴を強くお勧めします。
音の通り方が特殊な設計になっていて、楕円形といいながらも「完全にフラットな壁面」が重要な役割を果たしている様なので、他社の円形や楕円イヤピースでは味わえない音の変化が楽しめます。
特にTyp624では控えめな中域帯が元の音よりも大分前に出てきて、隙の無い音質に変わる印象です。